世界が私に優しくあってほしい。

「私だけに」優しくあってほしい。なんて、なりっこない世界のことを考えて多くの事から目を背けるのは、誰しもすることだと思いたい。

 

もし、世界が私だけに優しくあったとしたら、それはとても苦しくて悲しいだろうな。どうなんでしょう。

 

 

4月に居た職場がどうにも合わなくて、と言うか、お門違いの内容だったので。あと人間関係も良好ではなかったので。どうにも耐えられなくて、泣かない泣けないだったはずの私が、非常階段でボロボロと泣いてしまった。そしてその職場は1ヶ月で辞めることになった。

 

5月、自宅待機と言う名のニート生活。カランと音の鳴りそうな空気と青空を、部屋の窓から眺めていた。去年の夏はずっとそうして過ごしていたな、と思い出していた。

 

思えば遠くへ来たもんだ。じゃ、なくて。

社会人3年目、思えば半分も働いていない気がする。しっかりと数えるのはダメージを負う可能性があるのでやめておく。新卒で入社した会社を休職し、復職し、また休職し、退職。しばらく休んで転職し再開。それでもまたこんな状況。人生の夏休みは大学生の時だと言うけれど、私は今が夏休みなのかもしれない。もう夏目の前だし。そういう話じゃないか。

 

夏休みにしては、気持ちの晴れない休みだなあ。まあ、一応、次の職場が決まるまでの自宅待機期間だし。給料は入らないけど。

 

転職をしようかと考えている。システムエンジニアはとても好きな仕事ではあるけれど、そこで働く人たちと、どうも反りが合わない。あと、新しい知識を自発的に習得する意欲が私には無い。不思議なことに、嫌で嫌で仕方なかった大学時代と同じ教育関係のことばかり目につく。あっれれ〜〜????

 

 

人を好きになるということを忘れた。きっと私は今もあの人が好きだ。でも、会ったり言葉を交わせばあの時と同じ嫌悪感を抱くのだろう。そして離れたがって、離れたら交わりたがる。人と人の関係や距離感というものは、至極難しい。私には体育の次に苦手なことかもしれない。ちなみに体育で一番嫌いなのは鉄棒。逆上がりが出来なくて単位を落とされたから。あの時の教授のことは今でも呪っている。名前も顔も忘れたけれど、あそこのあの鉄棒で「失格」と言われたことだけは鮮明に覚えている。人間ってそういうものだよな。話が脱線しすぎるのも、人間だから仕方ないよな。

 

 

なんて、気付いたら1000字を超えていた。本当は書きたいことが他にもたくさんあったはずなのに。いざとなると何も言葉が出て来ない。私はいつだってそう。いつだって、いつだって、いつだって、そう。大切な時、肝心な時、言葉も何もかも失うんだ。信頼も、信用も、人も、何もかも。

 

と、気持ちを浮かせも沈ませもせず、ここまで文字を並べたので、終わってもいいかなあ、いいよね。

 

 

みんなが幸せになればいいなと思う反面、私より幸せにはならないで欲しいな、と思っている。私は死ぬまでそういう人間なのだと思う。