苦手なこと。

「苦手なこと」が多い。

 

・人の話し声

・テレビ

・怒られること

・他の人が怒られているのを見ること

・ドラマの手術シーンや刑事ドラマの緊迫感

・人がたくさんいるところ

・なくし物を探すこと

・雰囲気の良いお店を見つけること

・ハイネックやタートルネックの服

・人に好意を向けられること

・部屋の掃除

・毎日お風呂に入ること

・人と仲良くなること

・外出すること

・書類を提出すること

……

 

昔、ある人に「あなたは人より敏感なんだろうね」と言われて「ああ、日光とか敏感で肌荒れしちゃうんだよね。あと服のタグとか」って言ったけれど、多分そういうことじゃなかった。

 

とても生きにくいな、と思う。「繊細さん」なんて言葉が世に出回るようになって、それにあやかって私も私もと手を挙げる世間が憎い。繊細や敏感であることが良い方に転べば、流行や芸術に敏感で知的好奇心に溢れた人になれるのかもしれないけれど、私にとっては首を絞める材料にしかなっていない。これらを上手に言い訳に仕立て上げられる程の脳も無い。

 

なるべく自分にストレスを与える物を生活から排除するようにしている。見たくないフォロワーをミュートしたりリムーブしたりブロックしたり、はたまたアカウントを移行するみたいに。どんどん生活が殺風景になっていく。ストレスは確かに減ったけれど、これで良いのかと思う瞬間が多くある。多分これで良い。

 

生きるのが苦手だし下手。舗装された道が真横にあるのに岩だらけの道を何度も転びながら歩く。電車もタクシーも乗り方を知っているのに使わないで徒歩で行こうとする。

 

きっと馬鹿だから。そんな馬鹿で生きるのが下手な自分が好きだから。好きじゃないけど。

 

 

誰も私に関わらないでくれたら、私は私を好きでいられるから、誰も私に関わらないでください。