2021/12/24

「淡々と喋るから内心どう思ってるのか掴めない」と言われた。ひどく悲しかった。



私がそういう喋り方になった理由は分かっている。元々つらつらと言葉を並べることが得意だったから。そして、突然ヒステリックになって感情のまま喋る母親が嫌いだったから。その気が自分にもあると分かっていたからどうにかそうならないようにと意識していたから。

言葉に感情を乗せないように、感情を言葉の雪崩でかき消すように、理路整然と言葉を並べて話す話し方が身についた。感情はうまく隠せるようになってきたと思う。制御ができず溢れてしまうのなら、なんとか覆い隠してしまえば良いと思っていた。



まさか、そんな言葉を職場の人に言われるなんて思わなかったよ。一つの契約の責任の所在が不明瞭で、仕事なら最後まで責任を持つべきじゃないかと言ったら。責任感は強くない方が良いね。

おわり。