眠れない時の正解。

午前5時。何でこんな時間に起きているのかと聞かれたら「眠れないから」が最適解だ。

 

 

考え事をしたくなくて、蒸し鶏を作って同時に麦茶を沸かした。蒸し鶏は出来上がると割いてタッパーに入れておく。常備菜の手前、下ごしらえだけしたもの。

玉子と一緒にスクランブルエッグにしても良いし、コチュジャンやニンニクと混ぜてユッケ風にもできる。使い勝手は良い。おすすめはチンゲンサイと混ぜてポン酢をかけて食べる方法。

 

そういう話じゃなくて。蒸し鶏を作って麦茶を沸かしたら寝ようと思ったのに眠れず、またベッドを出て次は冷蔵庫の中身を整理した。日にちの経った作り置きのおかずや、封を開けてしばらくつかっていないドレッシングや調味料を捨てた。作り置きおかずの入っていたタッパーは洗った。

 

で、その後眠れたのかと言われるとそうではなく、やっぱり眠れない私はまたベッドを出た。中身の少なくなった冷蔵庫の、天板を外して洗った。アルコール除菌もした。冷蔵庫の内側も拭いた。冷蔵庫の扉の内側についている牛乳を入れたりする箱も外して洗ってアルコール除菌をした。最後にはシンクも拭いて除菌した。

 

ここまでしたら流石に眠気が来ると思ったのに、まだ眠れないでいる。あ、今ココ。

 

 

今週は忙しかった。ずっと頭をフル回転させて仕事をしていた。上司が定時後に談笑していて、私の業務の話になると声を潜めるのが聞こえてしまったから、私の愚痴を言いたいのならと残業をする予定だったけれど切り上げて帰った日もあった。

 

他人の会話は耳を潜めて聞いているのではなく、聞こえてしまう。前にも書いたことがあるのだけれど、周囲の機嫌や雰囲気に敏感にならざるを得ない状況で暮してきたから、癖になっている。誰がどんな声のトーンでどんな気持ちでどんな話をしているのか、それに対して自分はどうすることが正解か。

 

「あなたは周囲のことに何も気付かない、関心が無い」と言われたことが今でもこびりついている。気付かない、関心が無いのではない。気付いても、関心があっても、どう行動することが正解か分からないから、黙っていただけ。だけど本当は気付いてないし関心も無かったのかもしれない。他人からそう見えているのならそうなのかもしれない。

 

 

ここまで書いても眠れる気がしない。明日、もとい今日は土曜日だから、まあいいかと流すことにして、ここでおわり。