2020/09/15

思えば私の恋愛は小学生の時からおかしくて、小学4年生の時は好きな人と一緒に好きな人のことを好きな女の子の悪口を言うことが幸せで、小学5年生の時は好きな人が女の子に告白しているところに偶然鉢合わせてしまい「絶対誰にも言うなよ」と詰め寄られたことにときめき、小学6年生の時は好きな人がやけに話しかけてくれるなと思っていたら私の友人が好きで告白の仲介をしたりしていた。

 

中学生になってからは男の人が怖くて何もなかったけれど、高校1年生の時は勇気を出してメールアドレスを聞いて3日程メールをしていた人が廊下で「あいつからメール来るのマジうぜえ」と女の子にケラケラ笑いながら話しているのを聞いてその日から一切送らなくなった。

 

高校3年生の時はインターネットで仲良くなった一つ年上の男の人を好きになったけれど「ネット恋愛はないかなー」と言っていたのを聞き諦めていたら、私と仲の良かった年下の女の子がその人と付き合っていた。

 

大学2年生の9月に斎藤さんで知り合った誠くんと1ヶ月くらい毎日連絡をとっていたけれど、なぜか突然全部がムリになって連絡先を消した。その3日後にはとても後悔してさらに1ヶ月後には夢にまで出てきた。

 

それを忘れられるようにと毎日斎藤さんをして11月末に出会った人が、私の人生で一番、本当に真剣に心の底から千切れるほど苦しく好きになった人。

 

その後もレイくんとか、名前を忘れた人とか、何人かいたけれど、1ヶ月が限界だった。

 

社会人になって1ヶ月くらいで同期の男の人に複数回ご飯に誘われて行ったりしたけれどモラハラがすごくてやんわり断った。

 

そんな中、入社1週間で1万円を貸した同期の男の子を好きになったけれど、何も言わずひっそりと気持ちをあたためるだけで終わったので誰も知らなかったと思う。

 

その人をやんわりと好きなまま、9月に同期のまた別の人と2ヶ月だけ付き合った。全然好きじゃなかった。

 

社会人1年目の3月頃にひっそり会社の先輩とセフレになった。お金を渡す代わりに泊まりに来てもらったりしていた。これは案外長くて1年くらい続いていた。お金は半年くらいでいらないと言われて、それからだんだん声を掛けづらくなって疎遠になっていった。

 

 

と、まあ、はっきり思い出せるのはこのくらい。まともに好きになったり好かれたり、普通の恋愛が、一度でいいからしてみたいけど、ステータスとしてしてみたいだけで、実際のところ面倒くさそうだなって思う。

 

思い出すだけで苦しくて、絶対忘れるなんてことができない恋愛を知っているから、私がいなくなったら死んでしまうんじゃないかってくらいの恋愛で好きになってもらわないと、何も揺れなくなっている。

 

さすがにそれは嘘かも。

 

でも「その程度じゃん」と思って軽蔑はするね。